今まで、時計のデザインや設計などのコンセプト、時計を構成する素材などについて、ご紹介してまいりました。
それでは時計製作はどのような流れで行われているのでしょうか?
ここでは、くるき亭の時計が出来るまでを追いかけてみることにしましょう。
新作時計の開発やデザインは第一アトリエにて行います。
第一アトリエは、くるき亭の頭脳ともいえる場所で、開発・デザイン・研究から品質の改善などを行っているアトリエで、
.すべての時計はここで開発・デザインが行われます。
時計のコンセプトやデザイン方針などについては、こちらからご覧頂けます。
引き続き、第一アトリエにて、その新作時計に合った素材が選ばれていきます。
くるき亭にて代表的に使用している各種の素材の他、地方や海外まで素材を探しに行くこともあります。
ムーブメントや革など時計に使用している代表的な素材についての詳しい説明はこちらからご覧頂けます。
これもまた、第一アトリエにて、サンプル時計の制作が行われます。
加工のしやすい真鍮を使ったりしながら、サンプルを制作していきます。
この過程で、腕の着け心地など、基本的な基準をクリアします。
くるき亭の時計の着け心地の特長についてご覧になりますか?
サンプルの時計を見て、実際に着けてみたり等しながら、新作時計としての製作を行うかどうかの決定を行います。
WA!!開発などの各種基準を超えているか?
着け心地が良いか?
などを一つずつクリアしていった時計のみが、ここから先に進むことができます。
WA!!開発って何?そんな方はこちらからご覧頂けます。
第一アトリエにて手作業で部品や型を作っていきます。
ここでは外側のデザイン部分を重視しながら、きちんと意図したとおりのデザインに仕上げていきます。
使う金属の素材に合わせて、その加工に合う様々な素材で製作作業を行います。
手作り時計教室ではなく、くるき亭の製品としての腕時計の場合、内側の性能に関する部分は機械にて仕上げます。
各金属素材、それぞれにあった製作方法で、部品がカタチとして出来上がってきます。
手作りって、どこまでなの?そんな方はこちらからご覧頂けます。
出来てきた部品に改めて、手作業で削りを入れたり、アンティーク加工を行っていき、部品が完成します。
ここからは第2アトリエも加わります。
次はいよいよ組み立てです。
すべての処理を完成した部品を時計に組み立てていきます。
ひとつひとつの時計に、本体、ムーブメント、針、内部素材、防水加工などを行いながら、組み立てを行います。
最後に裏蓋を閉じ、コーティングを行えば、時計の本体は完成です。
時計に使用しているムーブメントについてご覧になりますか。
革部分は完全な手作業で製作します。
「いいにおいのする革」を使用して、オリジナルの工具や指などのこだわりを加えながら、
くるき亭ならではの革バングルやブレスレットに仕上げていきます。
革や革ベルト製作の秘密についてご覧になりますか。
ベルト・ブレスレット部分と、出来上がっている本体を合わせて、時計として完成させていきます。
ここで、時計はデザイナーが目指した、オススメの姿で誕生します。
新作の時計はここで品質テストを行い、店舗に出発したり、オンラインストアに掲載されます。
オンラインストアや店舗でのセミオーダーの場合、ここでお客様のお好みのアレンジを加えます。
名入れを行ったり、文字盤をチェンジしたり、時計をフリーサイズにしたりなどなど、時計達はお客様独自の新しいカタチに生まれ変わります。
出来上がった時計は、品質テストを行います。
水を垂らしてみたり、時計をグルグル動かしてみたりなどの強度や動作、機能のチェックのテストを行います。
ここで不合格だった時計は、原因を調査し、部品を交換したり、製品にはせず各種の品質改善研究の実験台に回されることもあります。
そうして品質テストを無事に合格した時計達がお客様のお手元に出発します。
これで時計は完成となります。
時計の種類によって、多少の工程の前後および変更はありますが、一般的に上記の工程を経て、時計は出来上がります。