くるき亭のオリジナル腕時計には、和紙や着物など和の素材も使われています。
ここでは、時計によく使われている和の素材の中で、和紙と着物の2種類をご紹介します。
「紙」といえば、ノートやメモ帳など何を記録するための書写材というのがすぐに思い浮かぶモノで、それと合わせて、近頃は何かを印刷する際に使用するモノ、というのが一般的な使い道なのではないでしょうか?
しかし、和紙はボールペンなど現在、普及している筆記用具では書きにくく、片面にしか印刷できないなど、その意味での使い勝手は決していいとはいえません。
そんな和紙を海外の紙史研究家が「世界最高級の素晴らしいモノ」として高い評価を与えているのは、紙としての用途だけでなく、生活用品やオモチャなどの身の回りの生活の素材として、たくさんの使い道があるからだと言われています。
くるき亭が文字盤に使う素材のひとつに和紙を選んだのも、様々な紙や素材を試した結果でした。
和紙は原料や産地、製法によって、様々な種類があります。
くるき亭でも様々な産地のモノを使用しますが、よく使用するのは、美濃紙、土佐紙、烏山紙などです。
これらの和紙を文字盤に組み込んだり、模様のみを下地にしたり、転写したり、金属に和紙を溶かしつけたりなどをしながら、使用していきます。
また、和紙だけでなく、継続して、バナナ紙など新しい紙素材も研究し続けています。
着物の説明を飛ばして、オンラインストアで時計をご覧になりますか?
「時計といえば堅い冷たい感じ、カラフルなのはポップすぎる。もっと普通に着けられるものはないのだろうか?」
「布などを使ったモノで、彩りがいい素敵な時計を見たことがない。派手すぎず、おとなしすぎない、かわいらしい時計はないだろうか?」
そんな問いから始まった、くるき亭の布地の時計づくりは、「着物」を使用することになりました。
「これはかわいい」「これはきれい」
などと、ことあるごとに持ち寄った布地のほとんどが着物だったからです。
しかし、単純にこのような布地を使い、ベルトにすると、何か違います。
何かわざとらしい感じがしてしまいます。
「着物を使いたいがために、時計にした」とでもいうような、表面だけの安易な雰囲気が漂ってきてしまうのです。
求めているモノは、何を使っているか?ではなく、「時計として素敵なもの」です。
そこで、染めてみたり、洗ってみたりなどの実験をしたり、各地の着物を試してみたりしてみた結果、やや時が経ったアンティーク着物、
もしくは、ある時期の着物に多い特有の柄を使用することで、そして、革を組み合わせることで、工芸品のようではない、
時計として満足のいくモノが出来るようになりました。
創業初期に、そうして開発した「和ごころ時計」は、発売以来、お客様に高く評価していただいている人気の時計となっています。
※ 和ごころ時計は産地や加工により、布地が一点ものであることが多いため、無くなり次第、そのバージョンは終了となります。その後、新しい和ごころ時計が出てまいりますので、どうぞご安心ください。
次は、時計が出来るまで、をご覧になりませんか?
それともオンラインストアで、和ごころ腕時計をご覧になりますか?