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「Hush:日常を冒険に変える腕時計」シリーズ

「Hush:日常を冒険に変える腕時計」シリーズ

「日常を冒険に変える腕時計」がコンセプトの「Hush」。
くるき亭でも、やっぱり、その時々で最も売れる時計というのは違っているのですが、「Hushと楔の時代」という時代があったほど、毎日、「また、Hushだ」と注文を制作するような腕時計でした。
Hushも楔も、実はほぼ同一のコンセプトから始まっている兄弟の時計です。
その後、Hushは様々な時計とコラボし、「ロボハッシュ」や、「楔」によく似た「無者Hush」などが生まれます。

Planning :この時計の着想・企画・構想

「シンプル」×「ワイルド」な腕時計で冒険気分に

「シンプル」×「ワイルド」な腕時計で冒険気分に

普通の日常を送っていても、いつもとちょっと違った腕時計をつけているだけで、ちょっと違った気分になるかな?と思います。
この「Hush」は、そんな日常が、ちょっと「冒険気分になる」というような時計を作ろうかなと思っていました。

「じゃあ、何をテーマにしようかな」と考えていたのですが、「冒険」→「ワイルド」というような感じで連想ゲームをしていった結果、「どこかの郊外の小屋の中で、工具に囲まれて、何でも自分で作って暮らしているような男」がいて、「その辺の金属で、適当に作って、時計にした」というような「無造作なかっこ良さ」をテーマにしました。

ただ、「身の回りの金属で適当に作った」というコンセプトなので、あまり複雑なデザインにはなり得ませんから、シンプルな感じでデザインしてみたら、シンプルの極みのような時計になってしまいます。
それだとテーマと違う時計になってしまいますし、「シンプル」+「ワイルドさ」を合わせ持てないかな?と考えました。

テーマに沿って考えると、革ベルトが切れたりしたら、ベルトをすぐに作らずに、自分で作った鎖か何かをつけて持っていそうですし、革ベルトを作っても、わざわざその鎖は外さなそうです。
・・・等などから、「鎖をつけよう」→「懐中時計としても使えるようにしよう」というような連想になりました。

「鎖なんかつけた腕時計が売れるの?」という懸念もあったのですが、もう本当に昔の昔ですが、「豆時計」という腕時計があって、「時計本体に豆がぶら下がっている」というふざけた腕時計なのですが、これがなぜか評判が良くて、思いの外、人気がありました。

ということから、「時計に何かつける」ということに、あまり抵抗はありませんでしたし、「懐中時計になる、ということで、鎖が無駄なデザインではない」ということや、元々、こういった普通の時計ではありえないようなデザインをしようとしているお店なので「やっぱり、普通の時計を出すよりは、賛否両論の方がいいや」ということから、やることにしました。

Rough design :時計のラフデザイン

1つのテーマから「Hush」と「楔」に分かれて、2つの時計に

Hushのラフデザイン

Hushは何度もリニューアルをしているのですが、そのテーマやコンセプトは、初代から全く変わっていません。

時計本体は「鉄板を加工して作ったようなデザイン」で、文字盤は「鉄板を彫って作るようなデザイン」になっています。
革ベルトもバングル型で太めですが、ゴツすぎないデザインで、「あまり意気込まずに着けられる」デザインにしました。

そんな風にラフデザインをしていたら、「鎖を留める革パーツの有る無し」について議論が起こり、「どちらも捨てがたい・・・」という話になりました。

それぞれの方向でデザインをしてみたら、かなりデザインが離れてきたので、「ひとつひとつ独立させてもいいかもしれない」という話になりました。

こうして、「元のテーマ」で「革パーツあり」が「Hush」、「違うテーマ」で「革パーツ無し」が「楔」となり、2つの時計が生まれることになります。

Design :時計のデザイン・設計

hush-design

さて、「これで行こう」とラフデザインが決まり、次は、各パーツを詳細にデザインしていくことになります。

時計本体:
時計本体は、「鉄板を加工して作ったようなデザイン」ということなのですが、それだけだと「ゴテゴテしたデザイン」「手作り感いっぱいの時計」になってしまいそうだったので、「そのコンセプトを保ちながら、どうやったらスタイリッシュにまとめられるか?」と考えました。
最終的には「様々な鉄板を張り合わせたようなデザインだけれども、「流れるような美しさ」を持つようなデザインに出来ました。
ワイルドなバングルに合わせても、時計全体をスタイリッシュに保ち、シンプルでも飽きのこない美しいデザインになっていると思います。

レンズ
なるべく時計本体はスタイリッシュに保ちたかったので、レンズもフラットレンズにしました。
これにより、文字盤も見やすくなっています。

文字盤
文字盤は「シンプルな数字やローマ数字を彫った」デザインですが、「無造作に彫った」感がでるように、角ばった数字にしています。
余白などの設定が難しかったですが、かわいくなりそうなところギリギリの大きさに仕上げられたと思います。

時計の針
針は「意外と機能重視で蓄光あり」にしました。
技術屋っぽい人は、意外とデザインは無頓着ですが、機能(時計の見やすさ、暗いところで光る等々)は重視しそうなので・・・。

本革手縫いバングル
Hushを特徴づける革のバングルは「本革をシンプルに切って、手縫いで縫い合わせた」デザインにしました。
それぞれのパーツは、太めの手縫いの革ベルトに、無造作に革パーツをつけているだけですが、「えっ、それだけなの?」と感じるような無造作の中の完成度のようなものがあるかなと思います。

Assembling :時計の組み立て

Hushの誕生

hush-assembling

「日常を冒険に変える」というコンセプトが、まず曖昧ですし、「テーマ設定」も若干、暴走した感があったので、最初はどうなることかと思ったのですが、完成した時計を見たら、「まさにコンセプト通りになった」と思っています。

組み立ててみると、「おおー!」と声があがりました。

なんというか、長年生き残る時計というのは、それがどんなに思い切ったデザインでも、完成度というか、元から存在していた感というか、そういったシックリ来るものがあり、Hushにもそれがありました。

Release :発売

名前はスタッフの様子から

hush-naming

さて、発売にあたって、名前を決定しなくてはいけません。
名前はラフデザインの時に決まっている時計もあれば、発売まで決まっていない時計もあります。
Hushは決まっていなかったので、決めなくてはいけません。

テーマやコンセプトに沿って、いくつかの名前の案が出たのですが、そのかっこよさに「黙らされてしまう」ということから、「Hush」と名付けました。

こういう変わった個性的な腕時計は、特にバングル系の時計だと、発売前は、「ゴツすぎる」とか「いつ誰が着けるの?」とか色々な意見が出ます。
この時計のデザインに関与していないスタッフに「発売前になるべくケチをつけてもらおう」と思ってやっているのですが、この「Hush」は、時計本体はスタイリッシュですし、ゴツすぎもしないし、あまり見たことのない感じだったのか、「ウッ」と言葉が出ない人が多かったのです。

そんな様子を見て、「Hush」と名付けたという経緯があります。

「Hushの時代」があったほど

hush-sales

こうして世に出た「Hush」ですが、発売後は、まさに「Hushと楔の時代」という時代があったほど、反響が良かったです。

その前は映画で使われた「タイヨウのうたの腕時計」の時代だったのですが、あっという間に、「Hushと楔」が塗り替えていきました。

久しぶりに「鎖のついた時計」だったので、若干の不安はあったのですが、思いの外、「自分でイイと思ったものを着けられる」人が多くて、感動しましたし、安心しました。
また、女性の方も多かったのも意外な結果でした。
これらのことが後の時計の開発にも大きな影響を与えることになっています。

・・・その後、「Hush」は続いていきますが、「楔」の方はリニューアルの中でHushとの違いが生み出せなかったため、一旦、販売終了になっています。
ただ、「楔」は、「無者Hush」と非常に似た時計で、「無者Hush」に引き継がれています。

Renewal :リニューアル〜現在まで

「Hushのリニューアル」

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上でしてきた話は「初代Hush」と「その後のHush」の話が混ざってしまっているところがあるのですが、基本的に、コンセプトやテーマは、初代Hushから今のHushまで一貫して変わっていません。

初代Hushはもうかなり昔に制作した時計なので、記憶の彼方にあり、正直、あまり覚えていません。
くるき亭でも最初の方に作ったと思います。

そして、だんだんと、くるき亭の技術が上がる度に、その技術でテーマにより迫るというカタチで、Hushは何度もリニューアルを繰り返し、今の「Hush」になっていきました。

他の時計とのコラボレーション

hush-collaboration

また、Hushは他の時計とコラボレーション(私たちが勝手に)して、「無者Hush」や「ロボハッシュ」が誕生しました。

どの「Hush」もとても人気があり、頑張っています。

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