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mocoboat

海をテーマにしたデザインの腕時計

「海」をテーマにしたデザイン:半球レンズ × コンパスをモチーフにした文字盤 × 帆をイメージした手縫いの本革ベルト


モコッとした半球レンズ

半球レンズの腕時計

半球レンズの腕時計

「時計をデザインしよう」と思ったら、誰でもすぐに思いつくのが「半球レンズの腕時計」
くるき亭でもはじめてから3本目か4本目あたりには制作をしたと思います。
「半球レンズ」といえば、「海」か「宇宙」。
ということで、それ以来、海と宇宙をテーマに交互に作り続け、今回は「海」をテーマに作りました。

半球レンズもハンドメイドで

半球レンズも一つ一つハンドメイドで作っています。
ある時、自作のサンプルをもって、レンズ業者さんを回ったのですが、「レンズひとつ○万円」というような価格だったのと、「このサンプル、よく出来てるね。どうやって作ったの?」と褒められたこともあり、それ以来、自作することになりました。


船の窓をイメージした「時計本体」

船室の窓をイメージした時計本体

船の窓をイメージした時計本体

時計の本体は「船の窓」をイメージしてデザインしました。
金具を模したドットのデザインを入れて、半球の窓がついた船室の窓枠をモチーフにしました。
時計の弱点のリューズ周りには、ファンをモチーフにした金具を配置し、強化しています。
そんなデザインを金属で制作した後、少しレトロなカラーの楽しい船をイメージしてカラーリングを行いました。

コンパスのような文字盤

文字盤はコンパスをイメージしてデザインしました。
デザインは手描きで描いたそのままを金属で立体化しています。
そのため、少し柔らかな印象で、あたたかみのある雰囲気が出ていると思います。
さらに、その後、下地の塗装を行って、その上から、さらに手塗りで色付けを行って、この文字盤が制作します。

蓄光の針

時計の針は少しクラッシックなスタイルの針をホワイトにすることで、ちょっとかわいい印象を足しました。
また、蓄光機能を加えて見やすさもややアップしていますが、蓄光面積が小さいので、機能はあんまり期待しないでください。


裏蓋

時計本体だけを見せるために

このmocoboatでは、時計を正面から見た時に「時計だけが見える」というようにしたいと思いました。
通常、腕時計は時計本体にベルトをつなぐための金具がついていることが多いのですが、その金具が加わると、せっかくの半球レンズと時計本体のモコっとした印象が減ってしまいます。
そこで、裏蓋にベルトを通すというデザインにしました。

裏蓋の設計とデザイン

裏蓋にベルトを通すという設計にすると、裏蓋に大きな力が掛かることになるのですが、ネジ止めなどの工夫を施すことで、こうしたデザインが可能になりました。
また、直接、腕に当たるパーツですので、カーブをゆるやかにするなどの工夫をし、痛くないようにしています。
裏蓋にはロゴを刻印しています。

この時計の本体(半球レンズ・時計本体・文字盤・針、裏蓋)についてもっと詳しく >

mocoboatのベルト=帆をイメージしたデザイン×手縫いとミシンステッチ×手塗りのカラフルな楽しさ×本革を両面銀面で×着せ替え可能

ハンドメイドの本革ベルト

帆をイメージしたデザイン

革ベルトは、船のマストや帆をイメージしてデザインをしました。
幅を2倍にカットした本革を折り曲げて両面銀面にし、端をラフな手縫いで縫い上げることで、そのデザインを実現しました。
さらにカラーの塗り分け部分に、ミシン縫いステッチをプラスして、手縫いとミシン縫いのコントラストが楽しめるようにしました。

カラフルな手塗りの本革ベルト

以前から「こういうカラフルな革ベルトの方がいいな」と思っていたのですが、「お客さんは色が選べた方がいいのかな」「ベルトはベーシックな方がいいかな」と作れずにいました。
しかし、何度、実験で作っても、このカラフルなベルトの方がいいと感じたので、今回は、自分たちが一番いいと思ったカラフルなベルトにしました。
本革で手塗りなので、もちろん経年変化も楽しめます。

着せ替え可能な本革ベルト

着せ替え可能です

着せ替え可能なので、「革ベルトを交換したいな」と思った時に簡単です。
これも裏蓋のデザインのおかげです。

あまりスルスルと抜けてしまっても困るので、革ベルトと時計本体が重なるあたりに縫いを加えて滑り止めをつけていますから、ベルトを抜く時にちょっと引っかかりがあるかもしれません。グッと抜くと抜けます。とはいえ、あんまり頻繁に抜き差しすると、抜けやすくなってしまいますのでご注意ください。

この時計の革ベルト(デザイン、手塗り、制作方法などなど)についてもっと詳しく >

この腕時計を作ろうと思った理由

コンセプト絵

定番の「半球レンズの腕時計」

個性的な時計というと、「ドーム型の半球レンズの腕時計」というのは、定番です。
昔々にオーダーメイドをやっていた頃も、皆さん、半球レンズの時計を描かれる方が多かったですし、アニメなどでもよく登場します。
くるき亭でも創業から3、4本目あたりには制作をしていたと思います。(確か「宇宙時計」という直球の名前だった。)
その後も、くるき亭でも「品揃えの中に、ひとつは無いといけないな・・・」と思い、ずっと作り続けてきました。

「海」と「宇宙」をテーマに作り続けて

「半球レンズ」といえば「潜水服」「宇宙服」のヘルメットを想起するので、私達も「海」と「宇宙」をテーマに交互に作ってきました。

時計を制作していく中で、できることが増えていくたびに、新しい半球レンズの時計を作ってきました。

「海」か「宇宙」をテーマにした「半球レンズの腕時計」は、くるき亭の中で「半球レンズシリーズの中心」でもあり、くるき亭の中でも1,2を争う歴史のあるシリーズです。

お客さんの声から

そんな中、「今度は海がテーマ」ということで、「船をテーマにした時計」を作っていた時期に、多くのお客さんから「この時計に、コンパスみたいな文字盤のこっちの時計をあわせてほしい」という声を頂きました。

その2つの時計は大きさが違っていたので、単純な交換はできなかったのですが、試しに合わせてみると「確かに素敵だ」ということになって、制作することになりました。

意外と大きさが異なるだけで、デザインの印象というのは変わるので、デザインを新しくやり直して誕生したのが、この時計の前身である「Namirevo」シリーズでした。

「mocoboat」を作った理由

元々、くるき亭の時計は「個性的」「ハンドメイド」ということもあって、「万人に受け入れられる」というようなものではありません。
「半球レンズの時計」というだけで人を選びます。

でも、いいカラーリングの方法を見つけて、それを試してみたら、かなり素敵でした。
ベルトもカラフルにして、時計に合わせてみたら、それも素敵でした。
そうして作った「実験時計」と「Namirevo」を見比べてみると、何度見ても、実験品の方が素敵だと感じました。

でも、「Namirevoよりも、さらに人を選ぶデザインになる」「革の色が選べなくていいのかな・・・」等などと悩みました。

悩んだ末に「やっぱり、自分たちが一番ステキだと思った時計を出そう」ということになって、この「mocoboat」が登場することになりました。


「mocoboat」のデザインコンセプト

デザインコンセプト

全体のイメージ:「レトロで楽しい船」

「mocoboat」は元にあった時計の進化版となるので、新しくラフデザイン等はしませんでしたが、カラーリングを変更するにあたって、統一感を出すために、新しいデザインコンセプトを当てはめることにしました。

mocoboatは、「レトロなカラーリングの楽しい船」がデザインコンセプトです。

各パーツごとのデザインコンセプト

「時計本体だけは確かにデザイン通りだけど、革は普通・・・」とか、そういったことのないように、全体のコンセプトが決まったら、それを各パーツにも適用するために、各パーツごとのコンセプトもつくります。

1,時計本体:船室の窓
2,文字盤:コンパス
3,こだわり:正面から見た時に時計本体以外のパーツがが見えないように
4,革ベルト:船の帆のように
5,カラーリング:少しレトロで、しかし、カラフルで楽しいカラーに。