くるき亭公式サイト

くるき亭
公式サイト

MENU三

relick

relickの時計本体

「relick」の「時計本体」


多段立体の「文字盤」

relickの多段立体の文字盤
色分けされた繊細な文字盤

ベーシックなデザイン

デザイン自体はローマ数字をメインにしたベーシックなデザイン。

多段立体で飽きのこない時計に

ベーシックなデザインに高さの違う型押しを行い、飽きのこない時計に仕上げています。
ローマ数字部分、中央部分、メモリ部分・・・等々、それぞれ高さを変えたり、型押しを入れたり入れなかったり等々、変化をつけています。

落ち着いたレトロなカラー

落ち着いたレトロなカラーリング。
まさに最初のイメージ通りのカラーに仕上がりました。

制作の現場から

relickは型押しのデザイン(どこをどのくらい上げてどこをどのくらい下げるか等)も大変でしたが、毎回の制作のときも、型押しの量と細かさと高さの種類がバラバラで大量なので、素材によって、押しの強さ、その時の環境によって、同じ型押しの型でも出方が違ったり、文字盤が壊れてしまったりするので、非常に難しい文字盤です。


時計を見やすいフラットレンズ

relickの時計を見やすいフラットレンズ

フラットレンズ

relickは時計が見やすいフラットレンズを採用しました。

制作の現場から

フラットレンズを採用すると、レンズが上に膨らまないので、時計の針のスペースを取るために、時計本体の高さを高くする必要があります。relickは文字盤自体も立体加工をしているため、高さが必要となるので、そのまま作ると、とても分厚い時計になってしまいます。
でも、時計のデザイン上、どうしてもフラットレンズにしたかったので、時計本体や裏蓋などを工夫して、高さをなるべく吸収するようにして、当初デザインしていた薄さにおさめることができました。


relickの「時計本体」

relickの「時計本体」

本体に目盛りが入ったデザイン

時計ケース上部には、数字と目盛りの面、細かい目盛りの面、なだらかな傾斜の面の3つそれぞれに違った目盛りを入れています。

レッドブロンズ加工

渋みのある赤銅色のレッドブロンズ加工。
これを見つけた時には「やっとrelickの色が見つかった」と思いました。まさにこの時計のデザインコンセプトにピッタリのカラーです。

腕につけても、さほど違和感があるわけではないのに、あまり見たことがないカラーで楽しんで頂けるのではないかと思います。

シンプルなカタチに隠された工夫

シンプルなカタチに隠された工夫「時計本体」

なだらかに下に広がる形

時計ケースはよく見ると、下に向かってやや広がる形になっています。これはデザインとして「単純な円よりも面白い」という理由のほかに、「高さの調整」「見た目の大きさの調整」という理由もありました。
relickは「フラットレンズ」「多段立体の文字盤」というように「時計の高さ」が必要な時計です。そのまま制作すると、厚みがすごい時計になってしまうため、いくつかの角をつけて下に広がる形を取り、高さや大きさが実際より小さく感じるような工夫をしました。

カラーの秘密

この時計のカラーのレッドブロンズは、メッキ加工を施した後に、マット加工などを施すことで、この雰囲気を実現しています。
このカラーにたどり着くまで、色々と試行錯誤がありましたが、すごくいい色が出たなと思っています。

「relick」の時計本体の制作

ラフデザイン

ラフデザイン

デザインコンセプトに基づいて、ラフデザインを行います。

デザイン(設計)

デザイン設計

ラフデザインに基づいて、詳細な設計を行います。
絵であるラフデザインから、実際に時計が動く設計図にしていきます。

3D図面化

3D図面化

relickの本体は精度が要求されたので、さらに3D図面にして本体を制作しました。

サンプル製作と手直し

サンプル製作

サンプル制作と手直しをします。

本体造形の完成

造形完成

納得のいく本体ができたら、時計本体の造形は完成です。金属がむき出しの状態なので、ここからはカラーリングに。

メッキ加工

メッキ加工

今回はレッドブロンズ加工ということで、まずはメッキ加工。

本体追加加工

本体追加加工

ケース・バイ・ケースですが、それぞれに合わせて、本体の追加加工を行います。

仕上げ加工

仕上げ加工

光沢を抑えるマット加工などを行います。これで本体の準備ができました。


縁の下の力持ち「裏蓋」

relickの裏蓋

縁の下の力持ち

一見シンプルに見える裏蓋ですが、実は大きな役割を持っていて、まさに縁の下の力持ち。

時計本体とは逆に下に向かってすぼまっている(写真では下に向かって広がっている)デザインになっています。時計の厚みを小さく見せる工夫のひとつです。

全体を消炭色(濃いグレーに似た日本の伝統色)に塗装しています。

制作の現場から

裏蓋はあまり見えないのですが、大事な役割を持つパーツで、時計によって様々な役割を担ってもらっています。
relickの裏蓋は薄くシンプルなので、あまり外見から分かりづらいですが、上に挙げた外見上からの特徴以外の内部にもいくつか工夫をこらしています。それらの機能をおさめるために設計に非常に気を遣ったのを覚えています。


時計の組み立て

ここまでで時計本体のパーツが揃ったことになります。
ここから、時計を組み立てていきます。

時計ごとに組み立てに気をつかうところ、気をつけなければいけないところもあるのですが、大体、以下のような共通の工程を経て、時計の組み立てを行います。

時計の組み立て(各時計共通項目)を見る

レンズ取り付け

レンズ取り付け

時計本体にレンズを取り付けます。
レンズのカーブ具合や本体の形状などによって、付け方やコツ、注意点が色々。原則的に一回でつけないとダメな作業です。時計ごとに、塗装ごとに、付け方・工程数・手順が変わります。時計本体も微妙にひとつずつ異なるので、調整して作業します。

文字盤の組立・仕上げ

文字盤の組立

文字盤を組立用に組み立てたり、仕上げをしたりします。素材により、デザインにより、時計により異なり、時計本体の微妙な形状の違いも調整して、文字盤を組み立てます。

ムーブメントの準備

ムーブ準備

ムーブメントの準備をします。
時計ごとに使うムーブメントが異なります。

文字盤にセット

文字盤セット

準備をしたムーブメントを文字盤にセットします。

針乗せ

針のせ

時計の針を乗せます。
時計に命を吹き込む作業です。

湿気取り

湿気取り

組み立てをする部屋全体の湿気の管理をしていますが、ここで一度、さらに湿気の少ないところに入れて湿気をとります。季節や湿度、時計によってこの工程の時間は変わります。

時計の組み立て

組立

時計本体に文字盤を組み込んで、内部の部品をすべて入れます。裏蓋はまだ閉じません。

水回り等の処理

水回り処理

リューズの外と中などにプラスの防水のための処置をしたり、今までの制作の中で培った仕上げをします。

湿気取り

湿気取り

組み立てをする部屋全体の湿気の管理をしていますが、また、ここで再度、さらに湿気の少ないところに入れて湿気をとります。

裏蓋を閉じる

裏蓋とじ

裏蓋を閉じます。裏蓋にも水回りの処理を行います。

時計本体完成!

ここまで来たら、時計の本体が完成です。

テスト

テスト

各種のテストを行います。無事に合格したら、時計本体の準備は完了です。


注文が入ったら

以上で、時計本体の制作は終了です。
原型の製作(メッキ加工)までは、事前に行っておくことが多いですが、その後の制作は、ご注文を受けてから行うことが多いです。
つまり、注文をいただいたら、毎回、注文ごとに、このような工程を行って、制作をしています。
ということで、ここまでで時計本体が完成しました。
次はベルトの制作に入っていくことになります。

ベルトの制作を見る >