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ロット

ロットの時計本体

角を丸くした四角形のコンパクトな「時計本体」

シンプルな本体に隠された工夫

シンプルなデザイン

「シンプルなデザインの時計本体」
一見した印象ではそのように感じられるようにしました。

コンパクトな大きさ

大きさは実物大の大きさを何種類も作り、実験し続けました。
こういったマルチ表示の腕時計ではあまり見ないコンパクトな大きさで、男性も女性もつけられます。

アンティークシルバー加工

渋い時計本体の色は時間を経たようなアンティークなシルバーに仕上げました。
さらに仕上げにマット加工などを施しているので、このような独特のカラーになります。

シンプルな本体に隠された工夫

角を丸くした四角形のコンパクトな「時計本体」

角を丸めた四角形

角を丸めたのは柔らかな印象を与えるデザインのためだけではありません。
大きさを小さく見せたり、腕や体にあたった時にあまり痛くないようにすることにも役立っています。

わずかに下に広がる形

よく見ると時計本体は下に向かって広がっています。
時計はどうしても中身の部品の大きさに左右され、ある限界以上は小さく低く作れません。
この時計はフラットレンズを採用したので、さらに時計本体に高さが必要となります。
そこで下に向かって緩やかに広がるようなカタチをとることで、全体をコンパクトに見せながら、大きさと高さを確保しています。

リューズ部分

時計の弱点であるリューズ部分はそこだけ本体をへこますことで保護しました。
何かを足すことも考えたのですが、凹ますことにしました。

「時計本体」の制作

ラフデザイン

ラフデザイン

デザインコンセプトに基づいて、ラフデザインを行います。なるべくシンプルにと努力しました。

デザイン(設計)

デザイン設計

ラフデザインに基づいて、詳細な設計を行います。
絵であるラフデザインから、実際に時計が動く設計図にしていきます。

3D図面化

3D図面化

厚みや、高さなどの内部の構造の関係と、強度の問題で3D図面にして本体を制作しました。

サンプル製作と手直し

サンプル製作

サンプル制作と手直しをします。
ロットの場合、大きさを決めるのが迷って大変でした。

本体造形の完成

造形完成

いくつかの仕上げをしたら、時計本体の造形は完成です。金属がむき出しの状態なので、ここからはカラーリングに入っていきます。

メッキ加工

メッキ加工

今回はアンティークシルバー加工ということで、メッキ加工を採用しました。

本体追加加工

本体追加加工

ケース・バイ・ケースですが、それぞれに合わせて、本体の追加加工を行います。

仕上げ加工

仕上げ加工

光沢を抑えるマット加工などを行います。これで本体の準備ができました。


シンプルで飽きのこないデザインの「文字盤」

シンプルで飽きのこないデザインの「文字盤」

シンプルなデザイン

時計本体と同じく、デザイン自体はシンプル。
なるべく余計なことをしないようにしました。
でも、このデザインにするために何百というデザインを描きました。

型押しで立体的に

型押しを用いて立体的に仕上げています。
型押しもいくつかの段階を設定し、シンプルな文字盤ながら、飽きのこないデザインを目指しました。

落ち着いたカラーリング

控えめで淡い色を用いた落ち着いたカラーリング
さらに、つや消し加工を施して、この美しい文字盤に。

曜日は漢字表記

こういった時計には珍しい漢字表記の曜日表示。
分かりやすいと思います。

「文字盤」の制作

ラフデザイン

ラフデザイン

デザインコンセプトに基づいて、文字盤だけのラフデザインを描きます。

デザインの選定

文字盤デザイン選定

シンプルな文字盤で四角形は少し難しかったですね。カラーも含めて、いろいろなパターンをたくさん描いて、その中から選びました。

デザイン(設計)

デザイン

「絵」から「モノづくりのための設計」に変えていきます。ひとつひとつのフォント、メモリ、型押しの高さの設定などを決めます。

サンプル制作

サンプル制作

サンプル制作をします。カラーの発色や下地の選定などを決定します。また、型押しについても再度確認します。

文字盤の本制作

造形完成

文字盤を制作します。印字して、さらに型押しをします。これで下地の完成です。

文字盤穴あけ

造形完成

文字盤の穴あけ作業です。時計の針の穴を開けます。ロットは複数個開けるので難易度高め。

文字盤の組み立て

造形完成

文字盤の土台に乗せます。組み込み準備です。

最終仕上げ

仕上げ

カットや最終仕上げをします。これで文字盤の準備が完成です。


時計を見やすいフラットレンズ

case_renzu

フラットレンズ

ロットは時計が見やすいフラットレンズを採用しました。

カーブレンズにしてしまうと、本体のコロッと感が強調されすぎてしまうという理由もあったのですが、フラットレンズにしたことで、時計の高さが確保できないのに悩みました。

裏蓋や時計本体を工夫することで、思い描いていた雰囲気にできたと思います。


実は様々な役割をもった「裏蓋」

ロットの裏蓋

様々な役割をもった裏蓋

一見シンプルに見える裏蓋ですが、実は様々な役割を持っています。

よく見ると湾曲している裏側は腕に当たる時の柔らかさだけではなく、内部の高さ調節の役割も持っています。

ロットは「ちょうどいいコロッと感」を出したかったので、見た目の高さ(厚み)にもこだわり、裏蓋にも高さ調節の役割をもたせて、全体の高さの印象をコントロールしています。


時計の組み立て

ここまでで時計本体のパーツが揃ったことになります。
ここから、時計を組み立てていきます。

時計ごとに組み立てに気をつかうところ、気をつけなければいけないところもあるのですが、大体、以下のような共通の工程を経て、時計の組み立てを行います。

時計の組み立て(各時計共通項目)を見る

レンズ取り付け

レンズ取り付け

時計本体にレンズを取り付けます。
レンズのカーブ具合や本体の形状などによって、付け方やコツ、注意点が色々。原則的に一回でつけないとダメな作業です。時計ごとに、塗装ごとに、付け方・工程数・手順が変わります。時計本体も微妙にひとつずつ異なるので、調整して作業します。

文字盤の組立・仕上げ

文字盤の組立

文字盤を組立用に組み立てたり、仕上げをしたりします。素材により、デザインにより、時計により異なり、時計本体の微妙な形状の違いも調整して、文字盤を組み立てます。

ムーブメントの準備

ムーブ準備

ムーブメントの準備をします。
時計ごとに使うムーブメントが異なります。

文字盤にセット

文字盤セット

準備をしたムーブメントを文字盤にセットします。

針乗せ

針のせ

時計の針を乗せます。
時計に命を吹き込む作業です。

湿気取り

湿気取り

組み立てをする部屋全体の湿気の管理をしていますが、ここで一度、さらに湿気の少ないところに入れて湿気をとります。季節や湿度、時計によってこの工程の時間は変わります。

時計の組み立て

組立

時計本体に文字盤を組み込んで、内部の部品をすべて入れます。裏蓋はまだ閉じません。

水回り等の処理

水回り処理

リューズの外と中などにプラスの防水のための処置をしたり、今までの制作の中で培った仕上げをします。

湿気取り

湿気取り

組み立てをする部屋全体の湿気の管理をしていますが、また、ここで再度、さらに湿気の少ないところに入れて湿気をとります。

裏蓋を閉じる

裏蓋とじ

裏蓋を閉じます。裏蓋にも水回りの処理を行います。

時計本体完成!

ここまで来たら、時計の本体が完成です。

テスト

テスト

各種のテストを行います。無事に合格したら、時計本体の準備は完了です。


注文が入ったら

以上で、時計本体の制作は終了です。
原型の製作(〜下地塗装)までは、事前に行っておくことが多いですが、その後の制作は、ご注文を受けてから行うことが多いです。
つまり、注文をいただいたら、毎回、注文ごとに、このような工程を行って、制作をしています。
ということで、ここまでで時計本体が完成しました。
次はベルトの制作に入っていくことになります。

ベルトの制作を見る >