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懐中時計 月影

懐中時計 月影の時計本体

月が散りばめられた「月影」の時計本体

三日月に隠れた太陽

月に隠れた太陽

正面から見ると「月に隠れた太陽」をコンセプトにしています。

「どのくらい文字盤を隠すか?」「レンズのカーブと本体のカーブ」等のバランスを何度も実験し、試行錯誤しました。

太陽のフレア

革紐を通している「太陽のフレア」をモチーフにしています。
メラメラというエネルギーや勢いを感じるデザインにしたくて、こだわりました。

散りばめられた月

リューズ周り、側面から見た曲線、裏蓋など、時計本体を構成する各部分に「月」をイメージしたデザインを散りばめています。

アンティークカラー

アンティークカラー

時代を経たようなアンティークカラーに仕上げています。
金属そのものを腐食させて、磨きます。ムラやキズをつけるなどを加え、時代を経たような雰囲気にしています。

アンティーク加工は、ひとつひとつ仕上がり具合が異なるため、差異が大きくなります。
偶然に左右されてしまう面がありますが、逆にいえば、オンリーワンの時計ということになります。

また、使っていく内に微妙に変化していきます。変化の仕方はお使いの環境によって異なるため、はじめの色wはあくまでスタートに過ぎないということになります。

本体側面の曲線達

太陽のフレア、月をイメージした曲線など、本体側面に配置された模様は、デザイン目的以外にも、時計の高さや厚みの見え方などを調節するなどの効果も期待しています。

月影の「時計本体」の制作

ラフデザイン

ラフデザイン

デザインコンセプトに基づいて、ラフデザインを行います。なるべくシンプルにと努力しました。

デザイン(設計)

デザイン設計

ラフデザインに基づいて、詳細な設計を行います。
絵であるラフデザインから、実際に時計が動く設計図にしていきます。

造形

造形

本体は設計図からいきなり制作に入ったと思います。裏蓋は3D図面化しました。

サンプル製作と手直し

サンプル製作

サンプル制作。修正をして、またサンプル制作の繰り返しです。

本体造形の完成

造形完成

時計本体の造形は完成です。金属がむき出しの状態なので、ここからはアンティーク加工に進みます。

アンティーク加工

アンティーク加工

アンティーク加工を行います。時代を経たような感じに。

削り・磨き

仕上げ加工

削り・磨きを行います。これで本体の準備は完了です。


金属で立体的に仕上げた「文字盤」

金属で立体的に仕上げたローマ数字の「文字盤」

ローマ数字のシンプルな文字盤

ローマ数字のシンプルなデザインの文字盤です。
数字・メモリなども盛り上げ、金属で立体的に仕上げています。

2枚の金属板を重ねた文字盤

2枚の金属板を重ねることでさらなる立体感と個性を出しました。

本体と同じアンティーク加工

時計本体と同じアンティーク加工を施しています。

クラシックな時計の針

アンティークな時計本体・文字盤なので、クラシックなデザインの時計の針を合わせました。

case_color

2枚の金属板を重ねた理由

月影の文字盤は1枚の金属板を立体的につくるのではなく、2枚の金属板を重ねて文字盤を作っています。

「下地の金属のアンティークの雰囲気」と「ローマ数字部分のアンティークの雰囲気」に差が出ることで、雰囲気に奥行きが出ること、次に、立体感が大きく出ること、この2つが2枚の金属板を重ねて文字盤を作った理由です。

それにより、シンプルなデザインにもかかわらず、インパクトがあり、飽きの来ない、素敵な表情の文字盤になったと思います。

ただ、その代償として、「時計本体の高さの確保」「レンズのカーブ」等々の問題を解決しなくてはいけなくなり、苦労しました・・・。

(※ 右の写真は磨き前)


様々な役割をもたせた「裏蓋」の制作

月を散りばめた裏蓋のデザイン

裏蓋のデザイン

月が欠けたようなデザインの裏蓋は、見えづらいところで、しかし、重要な役割を担っています。
見えづらく、役割が多いほど、面白みがなくなることも多いですが、面白いデザインになっていると感じて頂けるのではないかと思います。
月をモチーフにしたデザインを散りばめながら、機能を実現してみました。
また、腕につけた時のことを考え、裏蓋部分は塗装仕上げにしました。

アタッチメントをつけるために

通常の裏蓋の役割だけではなく、今回のリニューアルでは「腕時計アタッチメント」をつけるという目的があり、正面から見てデザインが変わらないようにするには、その役目を裏蓋に持たせるしかありませんでした。そのため、裏蓋の設計は非常に大変でしたが、デザイン面・機能面ともに満足行くモノが出来たと思います。


時計の組み立て

ここまでで時計本体のパーツが揃ったことになります。
ここから、時計を組み立てていきます。

時計の組み立て(各時計共通項目)を見る

レンズ取り付け

レンズ取り付け

時計本体にレンズを取り付けます。
レンズのカーブ具合や本体の形状などによって、付け方やコツ、注意点が色々。原則的に一回でつけないとダメな作業です。時計ごとに、塗装ごとに、付け方・工程数・手順が変わります。時計本体も微妙にひとつずつ異なるので、調整して作業します。

文字盤の組立・仕上げ

文字盤の組立

文字盤を組立用に組み立てたり、仕上げをしたりします。素材により、デザインにより、時計により異なり、時計本体の微妙な形状の違いも調整して、文字盤を組み立てます。

ムーブメントの準備

ムーブ準備

ムーブメントの準備をします。
時計ごとに使うムーブメントが異なります。

文字盤にセット

文字盤セット

準備をしたムーブメントを文字盤にセットします。

針乗せ

針のせ

時計の針を乗せます。
時計に命を吹き込む作業です。

湿気取り

湿気取り

組み立てをする部屋全体の湿気の管理をしていますが、ここで一度、さらに湿気の少ないところに入れて湿気をとります。季節や湿度、時計によってこの工程の時間は変わります。

時計の組み立て

組立

時計本体に文字盤を組み込んで、内部の部品をすべて入れます。裏蓋はまだ閉じません。

水回り等の処理

水回り処理

リューズの外と中などにプラスの防水のための処置をしたり、今までの制作の中で培った仕上げをします。

湿気取り

湿気取り

組み立てをする部屋全体の湿気の管理をしていますが、また、ここで再度、さらに湿気の少ないところに入れて湿気をとります。

裏蓋を閉じる

裏蓋とじ

裏蓋を閉じます。裏蓋にも水回りの処理を行います。

時計本体完成!

ここまで来たら、時計の本体が完成です。

テスト

テスト

各種のテストを行います。無事に合格したら、時計本体の準備は完了です。


注文が入ったら

以上で、時計本体の制作は終了です。
原型の製作(〜下地塗装)までは、事前に行っておくことが多いですが、その後からはご注文を受けてから行うことが多いです。
ということで、ここまでで時計本体が完成しました。
次は革の制作に入っていくことになります。

革紐と腕時計アタッチメントについて見る >